台所まわりに関するご質問
水を止めた時に「ドン」という音がするのですが、修理が必要でしょうか?
これは、「ウォーターハンマー現象」と呼ばれるものです。ウォーターハンマー現象は、水道配管等で急激な圧力変動が生じた時に起こります。具体的には、勢いよく流れている水を一瞬でせき止めた時、水が壁にぶつかって発生します。
通常は音が小さく殆ど聞こえるような事は無いのですが、これが大きくなっているということは衝撃が大きくなっている可能性があります。
ガス給湯器などでこの音が発生している時は、放置していると故障の原因となりますので早めにメーカーに修理を依頼するのが良いでしょう。
水道の蛇口等でこの音が聞こえる場合は、元栓を絞って流水量を減らすなどの対策があります。水量を絞りたくない場合は、水道管の交換や機器の取り付けなどの工事が必要になりますので、詳細な状況をお伝え頂いた上でご相談ください。
排水溝から悪臭がします。
台所や洗面の排水口には「トラップ」という下水の臭いがあがってこない仕組みがあります。見える範囲の汚れやぬめりを清掃した後でも排水口が臭う場合、汚れ、破損などが原因でトラップが正常に機能していない可能性があります。この場合、部品や排水管の交換などの工事が必要になりますので修理工事をご相談ください。
蛇口から水が漏れて止まらないのですが…。
各メーカーとも、「蛇口の寿命は約10年程度が目安」としています。蛇口だけでなく、ハンドル部分から水が漏れ出たりするのも、金属部品が腐食したり、パッキンの劣化などが原因である場合が殆どです。放っておいても改善することはありませんので、早めに修理をご相談ください。